えふじん

よく生きるためのきっかけ探し。自由を求めて。

人生で初めてマルチ商法に勧誘された話

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みなさんこんにちは。

先日、人生初のマルチ勧誘に遭ってきました。好奇心旺盛な私は「あーマルチ商法ってこんな感じなのかー」と感動したのでその体験をぜひお伝えしたいと思います。

では、ことの発端から。

 

友達との再会

突然 facebook の メッセンジャーに高校時代の友達(A)から8年ぶりに連絡が入る。
クラスは1度同じだったけど、特別親しくしていたわけでもなく、たまーにSNSでいいねしあうようなそんな仲。

 

それでも久しぶりに会おうと言ってくれたので、懐かしい気持ちで渋谷で待ち合わせてランチへ。ご飯を食べながら高校の友達が何してるとかあんな先生いたよねーとか当たり障りのない会話が続きました。

 

そんな感じで8年ぶりの気恥ずかしさが徐々に消えてきたころに、Aがおもむろにデトックスの話を持ち出したのでした。

 

「私デトックスのプログラムで6キロ痩せたんだよー、3週間で!とってもお世話になったデトックストレーナーさんがいるからもし興味あるなら話聞いてみない?めっちゃいい人なんだよ!信頼できる友達が信頼してる人だから怪しくないし、とってもいい人だよ!」

 

なーんにも疑ってなかったのに「信頼」とか「怪しくない」とかいう言葉が出てきたことに「あれ?」って思ったけど、万年ダイエッターの私はデトックスという言葉に惹かれたのでそのトレーナーさんとやらに会ってみることにしました。

 

「お世話になった人」の出現

なぜか会う場所と時間を指定され、「お世話になった人」と1対1だと思っていたのになぜかAも一緒

 

しかもそのトレーナーさんは10分ほど遅れてくる、さらに話を聞くためのカフェはコーヒー1杯1200円(!)という、常識では考えられない待ち合わせの仕方にまず驚きを隠せませんでした。まあ隠したんだけど。

 

そんなこんなで「お世話になった人」に会う前にはもう?が????ぐらいに膨れ上がっていた。

 

そしてトレーナーさんがやってくる。グレーのスーツ姿。営業ウーマンのいでたち

「あーすみませーん遅れちゃってー!わざわざ来ていただいてありがとうございますうー」

 

柳原可奈子の芸風そのままの口調(注:細身)、そしてやたらにテンションが高く万人に人当たりのよさそうなスマイル、でもどこかとってつけたようなスマイルの女性がやってくる。

 

こいつは黒だ、早く逃げなければ。彼女に会った瞬間、私は本能的にそう感じた。

しかしどうやらAはこの柳原可奈子にかなり傾倒している様子でした。

 

なかなか本題に入らない

デトックスのプログラムについての話、と聞いていたから、エステの勧誘みたいに事務的なコースの説明・料金の説明をしてもらって、どうですかやりますか的なことを聞かれる流れを想像してたし、柳原可奈子に会った段階でもうすでに早く帰りたかった

 

しかし会話は当たりさわりのない話題から始まったのです。

 

どうせつかみトークだと思って聞き流していたのだが、どうやら違うようで、柳原可奈子の自己紹介から身の上話から始まり、そして私が今何をしていて何に困っているかということを聞き出してくるのでした。

 

そして友人Aはただ横で頷いているだけなのである。彼女は一体何をしに来たのだろうか。

 

話の内容は以下の通り。

 

  • 可奈子は毎日夜中に帰ってくるほど仕事が忙しいが今は幸せだということ
  • 彼女の過去の不幸な身の上話、しかし今は幸せだということ
  • 私の悩みにはすべて共感し、今はそこから抜け出して幸せだということ
  • 友人Aも以前悩みがあったが可奈子に相談して今は幸せだということ
  • 友人Aは家族全員にも可奈子の会社の人を紹介してみんな幸せになったということ

 

そしてこれらはぜーんぶこのプログラムのおかげなのです!と想像通りの結論でまとめてきた。

 

私は可奈子の話を右から左へ聞き流しながら彼女が一体どういう人間だろうかということを観察していた。

ふつう初めて会った人でも、少し話せばその人がどういう人なのかはだいたい分かる。明るくふるまっていても本当はちょっと暗いんだろうな、とか、のんびりしてるように見えてもどっかで負けん気がちらほら見えたり、とか。

 

しかし彼女に関しては、柳原可奈子風の口調と振る舞い、またその営業スマイルにものすごく大きな違和感を感じるのにもかかわらず、裏面がまったく読めないのだ。

人の裏面が読めないのは私にとって初めての経験でした。私があえてちょっと困らせるようなことを言っても、まったくうろたえない。ずーっと笑顔なのである。その笑顔は絶対に嘘だと確認は持ててもなにがどう嘘なのかは解明できない。

 

詐欺師という人に出会ったとしたらきっとこんな人なのかもしれない、と直感しました。

 

説明会に誘われる

結局そんな雑談だけで2時間が経った。プログラムの詳しい内容とか料金は後日開かれる説明会にぜひ参加して聞いてくださいね!だそう。この説明会に来るメリットも延々聞かされました。

 

まずすごい人が講演に来てくれる、ということ。なんでもヨーロッパの社交界の貴族たちが集まる場所に呼ばれたこともある人らしい。

 

「なんでその人が呼ばれたんだと思います?彼女が健康に詳しかったからなんですよ!」よく分からない。そんなすごい人でさえ可奈子の会社のプログラムでもっと幸せになったらしい。それから説明会では商品の試飲ができるとか血管年齢を測れるとか。

 

当日の説明会が終わった後は近くのオーガニックカフェでぜひ食事を、と誘われる。

「え、でも可奈子と二人はちょっと。。」と思っていたら、Aが「へー!おいしそう!行きましょう行きましょう」と言うではありませんか。なぜ既にデトックスを始めているAが説明会にくる必要があるのか。ツッコミどころが満載でしたが、これまた変な好奇心からきっぱり断らず(行きますとも言ってないけど)、1200円を払いカフェを出ました。

 

初マルチ勧誘のまとめ・感想

今回のことがはっきりとマルチ商法だと確信したのは帰宅後のことでした。


それほど勧誘のきっかけは自然な感じで、気づかない人が多いのも分からなくないというのが正直な感想。私もまさか自分が勧誘される立場になるとは思っていなかった


たまたま直感的に怪しいと気づけばそれでいいけど、きっと人によっては疑うのは難しいと思います。

 

そこで、今回私が遭遇したマルチ商法の手口をまとめたいと思います。
これから勧誘される人はぜひ参考にしてくださいね!

 

マルチ商法勧誘の手口あるある

 

  • そんなに親しくはなかったけどちょっと会ってみたい友人から連絡が来る
  • その友人に会ってみると幸せそうである
  • その友人がそれとなく悩みを聞いてくる
  • ○○って知ってる?
  • 「会わせたい人」「お世話になった人」を紹介される(マルチ商法でいう上階級の人らしい)
  • 日時と場所はなぜか向こうが指定してくる
  • 「会わせたい人」はやたらテンションが高い意識高い系
  • そして幸せそうである
  • 悩み相談の雑談から始まって説明会やセミナーに来させる→商品契約
  • そしてあなたもその「友人」になる

 

誘われた説明会、行こうか迷います。きっと向こうは契約させようと必死だし嵐のような勧誘を受けて断れないようにさせてくるのは目に見えて分かっているけど、好奇心に負けそう。

 

あの柳原可奈子はいったい何者なのか、その説明会にはどういう人が来て彼らの心理状態とはどういうものなのか、そしてなにより頭がよくてみんなから好かれていた友人Aがあんなにあやしいものになぜ何の疑いも抱かずに入り込むことになったのか。とっても気になるのです。

 

潜入してみたい好奇心が買ってしまったらまたここに報告しますね!

ではまた。