えふじん

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ドイツで2回もiPhoneを盗られた話

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こんにちは。やゆよです。

私は2年前1年間ドイツ留学をしていました。留学中に2回iPhoneを盗まれた経歴の持ち主です。

今回はその時の苦い思い出を記事にしたいと思います。留学中の人もそうでない人も、これから盗まれる際の参考にしてくださいね!

 

 

財布とともに消えた iPhone4s

 

それはドイツに行って2か月が過ぎようとしていた時だった。

 

大学には留学生向けにドイツ語のクラスがあって、15人ほどのクラスメイトの中でアジア人は私ひとり。日本語しゃべる相手がいなくてラッキーと思いながらクラスメイトもとってもいい人ばかりで少しずつ仲良くなっていきました。

 

そんなこんなで授業にも少しづつ慣れてきたころ、クラスメイトと飲みに行くことに。色んな国の友達を作って飲みに行くのも留学の醍醐味のひとつですよね。日本とは違った文化と人々に囲まれてベルリンのお洒落なバーに飲みに行くという状況に私はすっかり上機嫌でえへへへと浮かれていました。

 

その時向かったのはベルリンの中でもあんまり治安はよくないけど最近若者とかアーティストに人気がでてきたみたいな感じの場所にある雰囲気がいい大きめのバー。

結構大所帯だった私たちはお店の奥の方のテーブル席に案内された。金曜の夜とかだったのでお店はいっぱいで店員さんも忙しそうにしている。

 

カウンターでビールを受け取り、クラスメイトのデンマーク人、ノルウェー人、ポーランド人、スイス人、スペイン人たち、その友人たちと色んなことを話していました。楽しかった。きっとこの先1年間のドイツ生活は素晴らしいものになるだろうと確信さえした。その後起こる悲劇など想像すらしていなかった。

 

1時間半ぐらいして場も和み、そろそろ次に行こうか、という雰囲気になった。バーの後はクラブに行くのがヨーロッパ風の遊び方。しかもベルリンのクラブはヨーロッパでも有名なのです。ついに私もクラブデビューかあとにこにこしながらビールを持っていた手でカバンを置いていたはずのイスの下を探った。

 

あれ?

 

ない。

 

もう1度探った。

 

やっぱりない。カバンがない。

今度はイスの下をのぞいてみた。ない。そこに置いていた茶色のカバンがない。日本の女子高生が使ってそうなA4サイズが入る合皮のカバンはそこにはなかった。

 

ビールの酔いが一瞬で醒めた。ついさっきまでヘラヘラ笑っていたアジア人が急に顔面蒼白になったからクラスメイトたちが心配そうに集まってきた。

 

「カバンがない」

 

そうして有志によるカバンの捜索が始まりました。しかしカバンは捜索が始まってすぐ、思ったよりもあっけなく見つかったのです。私が座っていたテーブルから15メートルほど離れた入口の近くにぽつんと放置されていました。

 

とりあえずカバンが見つかったことに安心して駆け寄り中身を見た。ああやっぱり。財布とケータイが見つからない。犯人はご丁寧にも財布とiPhone4sだけを抜き取りわかりやすい場所にカバンを置いて行ってくれたのだった。

 

無一文になった私はクラブどころではもちろんなかった。途方に暮れていた私に手を差し伸べてくれたポーランド人アグネシカのことは一生忘れない。

クラブにも行きたかっただろうに「ちょうどつまらないと思ってたところだから」と言ってクラブ組の一行と別れて彼女の寮に連れて行ってくれたのだ。ケバブもおごってくれた。あのときのケバブの味を超えるものに私はまだ出会ったことがない。

 

次の日ドイツのケータイで日本にいる親に状況を説明し、めちゃくちゃに言われ(当たり前)、土下座並みに謝り、なんとありがたいことにiPhone5sを買って送ってくれたのでした。

 

そしてそのたった2か月後、悲劇はまた起こったのです。

 

iPhone5sの悲劇

 

ベルギー人の友達3人と私でクラブの入場に並んでいたときのこと。

 

前回の事件から2か月の間に、夜遊びにA4サイズのカバンなんか持って行くもんじゃないということを学んだ私はH&Mで買った14ユーロの肩から掛けられる小さいカバンを持っていました。

 

にもかかわらず、並んでいる間ヒマだったから、何を見たいわけでもなくカバンから iPhone を取り出してしまった。Wi-Fiもなければ電話もしないのに。現代人とはなんと愚かなことか。それでちょっと触ってから仕舞った先は、カバンではなくその時着ていたアウターのポケットだった。カバンの意味は全くなかった。そして、その数分後にはiPhone5sがポケットから消えていたのである。

 

なぜ盗られたのか


この2つの事件に共通していたことは、どっちの場合も「自分の行動が間違っているとは思っていなかった」ということ。イスの下にカバンを置くのも日本では普通のことだし、むしろ自分の足元なんだから安全だと思っていた。ポケットの時もそう。まさかポケットから盗まれるなんて想像もしていなかったのである。

 

日本のフツーは世界のフツーではないと痛感した出来事だった。といってもそれまでも海外に一人旅とかしていた私はまだ気をつけている方だと思っていた。私は大丈夫だと自惚れていたのかもしれない。海外にいる日本人は、気を付けるのに気を付けすぎることはない(なんか英語の構文みたい)。

 

それからどちらの時もその場にアジア人は私ひとりだったからナメられたのもあるんじゃないかな、とも思う。しかも背が低いしお酒に酔ってヘラヘラしていたから。

 

そういえばある時ドイツ人の友達に、入場が厳しいクラブに入れるコツを聞いたら「セクシーな格好して髪を上げて赤いリップ塗ったら?」ってアドバイスされたことがあった。ということは、小さいアジア人はそこまでしないとクールじゃないからナメられるんだろうな。

 

このことがあってからめちゃくちゃ気を付けるようになりました。無用な時には取り出さない、自分がどこにしまったかいつも覚えておく、などなど。それからはもう盗られていない。

 

盗難補償付きの海外旅行保険には入っておきましょう。警察に言って証明書をもらえばお金がいくらか戻ってきます。

 

以上、ドイツで2回も iPhone を盗られた話でした。おわり。