えふじん

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バチェラー・ジャパンが不快感を与える5つの理由

最近 Amazonプライムの無料体験期間が終わったことに気づかなくて会員になってしまいました。4000円を払って何も使わないのは悔しいので、ちょっと流行りから遅れましたが『バチェラー・ジャパン』のシーズン1を見ることに。

 

先日やっと見終わりましたが残るのは不快感のみでした。本来なにも考えずにさらっと見るような主旨の番組かもしれないけど、なんかもやもやしたので私が思う不快感を書いてみることにします。

 

 

女性側は男性を選べない

 

バチェラー・ジャパンは1人の男性を複数の女性で奪い合う番組です。イケメンでお金持ちで成功している男性がバチェラーと呼ばれ、女性たちはバチェラーの結婚相手の座をつかみ取るために頑張って男性を振り向かせようとします。

 

いろんなデートを重ねて各回の終わりに男性が次に残したい女性へバラを渡し、渡されなかった女性はその場でさようならというルールがこの番組の基本となっています。

 

このルールに違和感を感じたのは私だけでしょうか?番組の主旨なので、言ってしまえば元も子もないかもしれませんが女性たちがバチェラーを選べないのは変です。

 

もちろん、男性を奪い合うことを前提としているので女性がバチェラーを選べない、というルールの仕組みは分かります。でも25人の女性が全員、特定の男性を好きになるなんてことはあり得るでしょうか。番組上そういうことにしている、という設定以前の話として、25人の女性が初対面の男性を奪いたいほど好きになるという状況は現実味がありません。

 

 

女性はみんなイケメンでお金持ちの男性が好きだという前提

 

先ほど「25人の女性が1人の初対面の男性を好きになるのは現実味がない」と書きました。でもその設定は番組として実際には採用されています。それは、女性というものはみんなイケメンでお金持ちの男性が好きだ、という前提にもとづいているからだと思うのです。

 

これは女性にも男性にも失礼な話です。女性はみんな玉の輿に乗りたいものだという偏見と、男性はお金持ちでイケメンでないと女性は振り向いてくれないよという煽りが、この番組の制作者の意図として現れているように感じます。

 

ちなみに私は玉の輿にも乗りたくないしイケメンは苦手です。お金はどっちでもいいです。自分の稼ぎで生活したいなあと思います。

 

 

古くさい理想の女性像

 

ここからはちょっと番組(シーズン1)の内容にもからんでくるのでネタバレもご了承ください。

 

シーズン1のバチェラーの久保さんについて個人的な感想を述べさせてもらうと、ひと昔前の典型的な日本人男性という印象を受けました。久保さんの口からはっきりとは言っていませんが、好みの女性はけなげでおしとやか、常に微笑みながら一歩うしろを歩いて付いてきてくれるような人、ではないでしょうか。

 

もちろんバチェラー個人の好みなので、番組としてはたまたまそうなったというだけかもしれません。でもやっぱりこの番組の主旨は女性たちがバチェラーをなんとか振り向かせようとけなげに頑張っている姿を映すドキュメンタリー。男性には頼る必要のない強い女性が不向きなことは明らかです。

 

特に、デートのなかに料理のシーンをいれたり、女性と家族の話になったときに「子供のために苦労してきた母親」といった類の話を強調するところが気になってしまいました。時代遅れの女性像が美化されていると思います。

 

 

バチェラー久保さんの発言

 

バチェラーの好みの女性像が古くさいんじゃないかということを上に書きましたが、バチェラー久保さんの具体的な発言の中にも違和感を覚えるところが結構ありました。どのエピソードで言っていたものかは忘れてしまいましたが、覚えているものを書き出してみようと思います。

 

1.「僕は家のことは何もできないので」

2.「仕事から帰ってきたら家にいてほしい」

3.森田さん「料理するから食器洗いしてね」久保さん「苦手~」

4.「子供が生まれるのと同時に犬を飼いたい」

 

1.は、できないじゃないくしようよ、と思いました。2.は別に個人の好みなのでいいんですが、こういう時代遅れの考え方の男性のために頑張る女性の姿を美化する演出に違和感が。そして 3.の発言で、久保さんという人は本当に家のことしない人なんだなという確信をもち、4.を聞いた時には、え?なに言ってるの?と思いました。生まれたばかりの子供の世話だけでも大変だろうに同時に飼い初めの犬の世話・・・誰がするのでしょうか?

 

 

バチェラーは結婚相手を探そうとしていなかった

 

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最後のエピソードには森田さんと蒼川さんが残り、バチェラーは最終的に22歳の蒼川さんを選びました。

 

個人的な意見としては、バチェラー久保さんは本当に蒼川さんを結婚相手として見てるのかな?と思っています。というのもお互いの家族に会った時、蒼川さんのお母さんも蒼川さん自身も結婚自体に乗り気じゃないように見えたからです。

 

一方で森田さんのほうはお互いの家族とのやりとりもいい感じで、久保さんの親友の「結婚なら森田さんかな」という発言には番組を見ている人も共感していたのではないでしょうか。

 

また気になったのは、森田さんのお父さんの「なぜ番組に出ようと思ったのか」という質問に対して久保さんは「結婚相手をみつけるため」というよりは「新しいことが好きだから」ということを強調していたことです。もちろん番組のために結婚したいということにしていた、というのが本心かもしれませんがそれだと番組の主旨に背くことになってしまいます。

 

これって結婚相手を選ぶ番組じゃなかったの?と思わせるような最終回でした。 

 

以上のことから推測するとシーズン1のバチェラー久保さんは、

 

何か新しいことをやってみるのが好きだから結婚願望はないけど番組に出演した

 ↓

番組の主旨的には「結婚したい女性」を選ばないといけなかったのに35歳の自分が日常では近づけないような好みの若い女性を気に入ってしまったのでなんとか付き合ってみたい

 ↓

蒼川さんを選んだ

 

といったところではないでしょうか。

 

最後のキスは蒼川さんが嫌がっているようにしか見えませんでした。まだまだこれからの将来いろんな男性に出会うであろう22歳の女性に公共の場でキスをしてしまうという久保さんのデリカシーのなさを感じました。

 

あんなにイケメンでお金持ちなのに結婚できない理由が分かる気がしますね。

 

おしまい。